さつまいもをプランターで育てる方法!深さ・土量・植え付けから収穫まで

さつまいも
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さつまいもは畑がないと育てにくいイメージがありますが、深さと土量を確保した大型プランターならベランダや庭でも栽培できます。

ポイントは、つるを伸ばすことよりも、根が太るための土の深さを用意することです。

小さすぎる鉢や窒素分の多い肥料では、葉やつるばかりが茂って芋ができにくくなります。

プランターの選び方から植え付け、収穫の目安までを順番に確認しましょう。

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さつまいも栽培に必要なプランターの深さ・土量

さつまいもをプランターで育てる場合は、深さ30cm以上、できれば35cm前後ある大型タイプを選びます。

芋は地中で太るため、深さが20cm程度の浅い鉢では、芋が小さくなったり変形したりしやすくなります。

1株なら容量25〜30L以上を目安にする

1株だけ植えるなら、容量25〜30L以上の深型プランターが目安です。

幅65cm前後・奥行き30cm前後・深さ30cm以上の野菜用プランターなら、2株植えられる場合もあります。

ただし、株間は25〜30cm必要です。

狭い容器に詰め込むと根が混み合い、収穫量が落ちます。

  • 1株植え:容量25〜30L以上、深さ30cm以上
  • 2株植え:容量45〜60L程度、幅65cm以上、深さ30cm以上
  • 袋栽培:30L以上入る栽培袋を1株につき1袋

底穴が少ない容器は水がたまりやすいため、底穴のあるプランターを使います。

鉢底石は必須ではありませんが、排水性が悪い容器や土を再利用する場合は、底に2〜3cm敷くと過湿を防ぎやすくなります。

土は野菜用培養土を基本に、詰め込みすぎない

土は市販の野菜用培養土で育てられます。

1株あたり25L程度を用意し、容器の縁から3〜5cm下まで入れてください。

水やりの際に水があふれにくくなります。

土を強く押し固めると根が伸びにくくなるため、入れた後は軽くならす程度にします。

さつまいもは肥料が多すぎると「つるぼけ」になり、葉ばかり茂って芋が太りません。

元肥入り培養土を使う場合は、植え付け時に追加の肥料を混ぜなくても問題ありません。

前年に使った土を使うなら、古い根を取り除き、新しい培養土を半分以上混ぜて排水性を整えます。

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さつまいもの植え付け時期と苗の植え方

植え付けには、種芋ではなく「つる苗」を使うのが一般的です。

植え付け時期は、霜の心配がなくなり、気温が十分に上がる5月中旬〜6月中旬が目安です。

地域によって適期は異なり、寒冷地では遅くなることがあります。

最低気温が10℃を下回る時期は、生育が鈍りやすいため避けましょう。

用意するもの

  • 深さ30cm以上の大型プランター
  • 野菜用培養土
  • さつまいものつる苗
  • 移植ごて
  • 水やり用のじょうろ

苗は斜め植えで、節を3〜4か所土に入れる

つる苗は、葉を先端に2〜3枚残し、茎の節が3〜4か所土に入るように斜めに植えます。

土に入る葉は取り除いておくと、葉が土中で腐りにくくなります。

植え穴は深さ10cmほど掘り、苗を斜めに寝かせるように置いて土を戻します。

植え付け直後は、土の中の空気を抜くようにたっぷり水を与えます。

その後3〜5日ほどは土を乾かしすぎないようにし、苗がしおれる場合は直射日光が強い時間帯だけ半日陰に移すか、不織布などで軽く遮光します。

根付いた後は、日当たりのよい場所で育てます。

1日6時間以上日が当たる場所が理想です。

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水やり・つる管理・収穫までの育て方

植え付け後に根付けば、さつまいもは比較的乾燥に強い野菜です。

ただし、プランターは畑より土が乾きやすいため、夏場の水切れには注意が必要です。

土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れる程度に与えます。

毎日少量ずつ与えるよりも、乾いたら朝にしっかり与える方法が向いています。

追肥は控えめにし、葉の色を見て判断する

葉が濃い緑色でつるが勢いよく伸びているなら、追肥は不要です。

葉色が薄く、生育が明らかに弱いときだけ、植え付けから1か月後を目安に、少量の野菜用肥料を株元から10cm以上離して施します。

肥料を与えすぎると芋が太りにくくなるため、回復を急いで何度も追肥しないことが大切です。

つるが地面に伸びて節から根を出すことがあります。

この根が増えすぎると、養分が分散する場合があります。

プランターの外へ伸びたつるは、ときどき持ち上げて根付きを防ぎます。

ただし、つるを強く引っ張ったり、頻繁に切ったりすると株に負担がかかるため、必要以上のつる返しは不要です。

収穫は植え付けから約110〜140日が目安

収穫時期は品種や気温によって変わりますが、植え付けから約110〜140日後が目安です。

葉が黄ばみ始めた頃や、秋になって気温が下がる前に収穫します。

霜に当たると芋が傷みやすいため、遅くとも霜が降りる前には掘り上げましょう。

収穫する2〜3日前から水やりを止め、土を少し乾かします。

当日はつるを切り、株元から10〜15cmほど離れた位置にスコップを入れて、土を崩すように掘り出します。

芋に傷が付くと保存中に傷みやすいため、引き抜くより土を手でほぐして取り出すのが安全です。

収穫後は土を軽く落とし、水洗いせずに風通しのよい日陰で数日乾かします。

その後、新聞紙で包み、10〜15℃程度の寒すぎない場所で保存します。

冷蔵庫は低温障害を起こしやすいため、基本的には避けます。

さつまいものプランター栽培では、深さ30cm以上、1株あたり25〜30L以上の土を確保することが収穫への近道です。

苗は節を3〜4か所埋める斜め植えにし、肥料を与えすぎず、日当たりと水切れに注意して育てます。

大型容器を用意できれば、限られたスペースでも秋には自家製さつまいもの収穫を目指せます。

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