桜の豆知識は面白い!知って楽しい桜の8つのトリビアとは?

お花見の際には、必ずと言っていいほど桜の話題が取り上げられますよね。

当たり前かもしれませんが、皆さんは桜を観賞するために集まっているわけですから。

宴会やデートの場で、些細な桜にまつわる豆知識を披露すると、相手も驚きと共に喜んでくれることでしょう。

そこで、お花見や桜についての面白いトリビアをまとめましたので、ぜひお役立てください。

 

桜の豆知識は面白い!トリビア8選

さて、今から桜の豆知識として、これから面白いトリビアを8点お伝えしようと思います。

 

その1 昔の花見は桜ではなかった。

現在、お花見といえば桜が主流ですが、奈良時代には梅の花を楽しむ「お花見」が盛んだったそうです。

当時、中国から伝わった香り高い梅の花が、桜よりも人気を博していました。

実際、最古の和歌集である『万葉集』には、桜の歌が43首、梅の歌は110首以上も掲載されており、梅が桜よりも愛されていたことがうかがえます。

しかし、平安時代に編まれた『古今和歌集』には桜の歌が70首、梅の歌は18首しか収録されておらず、桜の人気が上昇した時期でもあります。

これは、奈良時代には遣唐使があり、中国の文化が盛んに取り入れられていたことが背景にあったためと考えられています。

しかし、894年に遣唐使が廃止されると、日本独自の文化が発展し始めたため、日本古来の花である桜が注目を集めるようになりました。

また、梅の花も中国から伝来した花であったことから、桜がより日本独自の花として認知されるようになったのかもしれません。

 

その2 桜に人気がある理由

桜は日本人にとって人気のある花です。

それは、冬の終わりに咲き、春の到来を教えてくれるからです。

また、短命で一瞬にして咲き散っていく様子から、生命の美しさや儚さを感じさせます。

さらに、夜になってもしぼむことなく、常に美しい姿を保っていることも人気の理由のひとつです。

満開の花は美しく、華やかな様子を見せてくれます。

以上のような理由から、桜は日本人にとって、春の始まりや出会いの季節を象徴する花であり、人生の儚さを表現する花としても親しまれています。

 

その3 ソメイヨシノについて

桜の中でも代表的な種類であるソメイヨシノは、お花見の季節になると多くの人々に愛されますが、実は雑種であることをご存知でしょうか?

エドヒガンザクラとオオシマザクラの2種類の品種を交配して生み出されたもので、花が大きく葉っぱがない満開時には美しい景色を作り出し、観賞用のハイブリッドとも言われています。

また、オオシマザクラは花と葉が同時に出てきてしまい、エドヒガンザクラの花は比較的小さいです。

ソメイヨシノには驚くべき事実があります。

実は、現在日本で咲いているソメイヨシノは単一の木のクローンなのです。

同じソメイヨシノ同士を交配させても、種を作ることはできないようです。

また、他の桜の品種とソメイヨシノを交配させても、必ずしも観賞用に最適なソメイヨシノに育つとは限らないとされています。

さらに、ソメイヨシノには、オオシマザクラとエドヒガンザクラ以外の他の桜の種類も混ざっているとの説もあります。

つまり、ソメイヨシノを種から育てることは非常に困難なのです。

したがって、ソメイヨシノは接ぎ木や挿し木といった方法で増やされています。

接ぎ木や挿し木は、ソメイヨシノの枝を切って繁殖する方法です。

地面に挿して増やすのが挿し木であり、他の桜に接ぎ木して増やすのが接ぎ木です。

接ぎ木や挿し木は、同じ遺伝子を持つ桜を複製することですので、まさにクローンだといえます。

ちなみに、クローンの元は上野公園にある桜という説もあります。このソメイヨシノが広まっていったのが江戸時代からであるため、真偽は不明です。

クローンであるため、全国にあるソメイヨシノは春になると一斉に咲くのでしょう。

ソメイヨシノは移植が簡単で、成長が早いことから、さまざまな場所で育てられてきましたが、クローンであったことに驚かされます。

 

その4 美しい桜の葉に含まれる秘密の物質

桜の葉には毒があることをご存知でしょうか?

私も初めて知った時には驚きましたが、桜の葉にはクマリンという毒が含まれています。

クマリンという名前は可愛らしいですが、実は桜の葉に含まれる毒には役割があります。

雨の日に葉が落ちることで、周囲に毒をまき散らし、雑草の生育を防止するのです。

つまり、桜は周りに他の植物が生えないようにし、地面の養分を独占しようとしているわけです。

桜は美しい花を咲かせますが、その裏には毒があることがあります。

可愛い花にはトゲがある、とよく言いますが、桜もまた毒を持つ植物のひとつです。

ここで気になるのは、桜餅に付いている桜の葉です。

桜餅に葉っぱごと食べる人も多いかもしれませんね。

しかし、安心してください。

桜餅に使われる桜の葉にはクマリンが含まれていますが、ごくわずかな量では問題ないそうです。

サプリメントなどで大量に摂取しない限り、1日の許容摂取量を超えることはまずありません。

たくさん桜餅を食べても、クマリンの影響が出る前に糖尿病など別の病気になる可能性があります

ちなみに、クマリンはシナモンにも含まれているそうです。

 

その5 日本で一番早い桜と、一番遅い桜

日本で最も早く開花する桜は、沖縄の寒緋桜(カンヒザクラ)です。

通常、1月上旬頃に咲きますが、暖冬の場合は12月に咲くこともあります。

1月に桜が咲くなんて、沖縄は本当に暖かいと感じられますね。

カンヒザクラは、ソメイヨシノよりも早く咲く種類です。本州でも2月から3月ごろに咲くようです

日本で最も早く咲く桜は沖縄にありますが、最も遅いのはやはり北海道です。

北海道の根室地方では、5月中旬頃に千島桜(チシマザクラ)が咲きます。チシマザクラは耐寒性に優れた品種とされています。

ただし、これは平地での話で、山の上ではもっと遅いようです。

例えば、旭岳のロープウェイの旭岳山麗駅(標高1,100メートル)の近くのチシマザクラは、6月半ば頃に咲くそうです。

 

その6 花見団子に隠された3つの色の意味

お花見の際に販売される花見団子の3色の意味をご存じですか?

花見団子の3色の意味は、ピンクは春を象徴する桜の花、白は冬の雪の色、緑は夏の新緑を表しています。

しかし、秋には対応する色がありませんね。

その理由は、「秋は飽きがこない」という言葉遊びが含まれているためです。

つまり、「食べ飽きない」という意味が込められています。

花見団子だけでなく、『花より団子』の団子も、花見団子から派生したと言われています。

 

その7 桜前線について

桜前線とは、全国各地の桜の開花予想日をつないでできた線のことを指します。

主にソメイヨシノを対象にしています。

この言葉は、マスコミが作り出した造語で、気象庁の公式な言葉ではありませんでした。

気象庁では、これまで「桜の開花の等期日線」と呼んでいましたが、舌をかむ言葉でした。

そこで、キャッチーで使いやすい「桜前線」という言葉が使われるようになったのは1967年頃からです。

桜前線の速度は、平地で1日30キロ北上するとされていますが、当然、気候や場所、標高によって前後することがあります。

ところで、桜前線以外にも、梅前線やあじさい前線、いちょう前線、かえで前線などの前線があるそうですよ。

また、動物の前線としては、うぐいす前線、つばめ前線、もんしろちょう前線、ほたる前線、あぶらぜみ前線などがあります。

どれも季節に関連しむかた生き物の前線です。

桜前線以外はあまり有名ではありませんが、いろいろな前線が存在するんですね。

 

その8 桜の語源

お花見や桜に関する豆知識や雑学をお伝えしました。

桜が日本人にとても人気のある花であるため、桜に関する豆知識は数多く存在しています。

他にも様々なネタがあるのですが、すべて列挙するとキリがないので、最後に一つだけ紹介してこの記事を終わりにします。

桜の語源は諸説あるのですが、美しいお姫様『コノハナサクヤヒメ』が『サクヤ』という名前で登場する『古事記』や『日本書紀』から『サクヤ』が『サクラ』に変化したという説があります。

 

桜の豆知識は面白い!まとめ

このように、桜は昔から日本人に愛でられていた花の一つであることがわかります。

最後に8点の桜の面白い豆知識をまとめます。

  1. 昔の花見は桜ではなく梅だった。
  2. 桜に人気がある理由として、春の始まりや出会いの季節を象徴する花であり、また人生のはかなさを象徴する花だから。
  3. 現在日本で咲いているソメイヨシノは単一の木のクローン
  4. 桜の葉には毒がある。
  5. 日本で最も早く開花する桜は沖縄の寒緋桜(カンヒザクラ)で、最も遅いのは北海道の千島桜(チシマザクラ)
  6. 花見団子の3色は、ピンクは春を象徴する桜の花、白は冬の雪の色、緑は夏の新緑を表す。
  7. 桜前線とは、全国各地の桜の開花予想日をつないでできた線のことを指す
  8. 桜の語源は諸説あるが、美しいお姫様『コノハナサクヤヒメ』が『サクヤ』という名前で登場する『古事記』や『日本書紀』から『サクヤ』が『サクラ』に変化した説がある。

 

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